NGINX(エンジンエックス)|日本公式サイト

NGINXはF5ファミリーの一員となりました。新体制の詳細はこちらを御覧ください。

クラスタリングとは、2台以上のコンピュータを接続して、クライアントからは1台の(仮想)マシンのように見えるようにすることです。一般的には、クラスターの前にロードバランサーを配置し、クライアントのリクエストを受け付けて、クラスターのメンバーノードに分配することで実現します。クラスタリングは、コモディティハードウェアを使用してWebサイトやアプリケーションのパフォーマンス、信頼性、およびスケーラビリティを向上させる、コスト効率の高い方法です。

ロードバランサーに関する一般的な情報については、「ハードウェアロードバランサーと比べ、80%のコスト節約」をご覧ください。

クラスタリングは、水平方向のスケーリングとも呼ばれます。需要の増加に応じて、クラスターにサーバを追加するだけで、ロードバランサーがより大きなサーバグループにリクエストを分配することが可能になります。それに対し、垂直方向のスケーリングでは、1秒間に大量のリクエストを処理できる、より強力なサーバを用意する必要があり、一般的に高価なアプローチとなります。

クラスタリングの最も一般的な構成では、クラスター内のすべてのサーバが同じコンテンツをホストし、同じアプリケーションを実行します。この場合、単純な負荷分散アルゴリズムで十分です。最も単純なものの1つがラウンドロビンで、リクエストはクラスター内のノードに順番に分散されます。また、異なる種類の特殊なマシンをクラスター化し、レイヤー7のロードバランサーを使って、リクエストされたコンテンツの種類に応じて適切なサーバにトラフィックを誘導することも可能です。例えば、ロードバランサーは、動画のリクエストをストリーミングメディアサーバに、価格や在庫情報のリクエストをデータベースアプリケーションを実行しているサーバに誘導することができます。

クラスタリングのメリット

  • パフォーマンスの向上 – 必要に応じてクラスターノードを追加し、それらのノード間でロードバランシングを行うことで、ウェブやアプリケーションのデータに対するユーザの要求に迅速かつ正確に対応することができます。
  • 信頼性の向上 – クラスターはシングルポイントオブフェイルを排除します。1つのノードが故障した場合、ロードバランサーはそのノードがオンラインに戻るまで、リクエストをそのノードから他のノードに転送します。
  • 低コスト – クラスタリングは、コモディティハードウェアのみを必要とするため、低コストでパフォーマンスとスケールを実現することができます。
  • メンテナンスの容易性 – クラスター内の他のノードがリクエストに対応できる状態を維持しているため、通常の営業時間内であっても、必要に応じてノードをオフラインにしてメンテナンスやアップグレードを行うことができます。

NGINX Plusはどのように役立ちますか?

NGINX PlusとNGINXは、クラス最高のロードバランシングソリューションであり、Dropbox、Netflix、Zyngaなどの高トラフィックのWebサイトで使用されています。世界中で4.5億以上のWebサイトがNGINX PlusとNGINX Open Sourceを利用しており、迅速かつ確実で安全なコンテンツのデリバリーを実現しています。

ソフトウェアロードバランサーであるNGINX Plusは、同様の機能を持つハードウェアソリューションに比べてはるかに低価格です。洗練されたロードバランシングアルゴリズムやサーバのヘルスチェックなどの機能により、複数のサーバにトラフィックを分散させる用途に最適です。

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