NGINX(エンジンエックス)|日本公式サイト

NGINXはF5ファミリーの一員となりました。新体制の詳細はこちらを御覧ください。

導入事例:

Kubernetes用 NGINX Ingress Controllerによって、複雑な運用を合理化

Kubernetesにシームレスに統合されるNGINX Plusロードバランサーによって拡張とカスタマイズを容易に実現
本社
カリフォルニア州フットヒルランチ
設立
2014年
事例
ソリューション
アプリケーションデリバリー(ロードバランサー)Kubernetes Ingress(コントローラー/ルーター)Webサーバー
会社概要

LKQD Technologiesは、出版社向けの包括的なビデオ広告テクノロジープラットフォームを提供。

課題

大規模なKubernetes環境で簡単に拡張して運用でき、自在にカスタマイズ可能なロードバランサーによって、デプロイメントの煩雑さと運用のオーバーヘッドを削減し、アプリケーションで求められる高度なパフォーマンスニーズを実現する。

成果

生産性の向上によるコスト削減

柔軟性の向上

運用の簡素化

概要

LKQD Technologiesは、出版社向けにエンドツーエンドのビデオ広告テクノロジープラットフォームを提供しています。このプラットフォームには、広告配信、メディエーション、プログラマティックオークション、高度なレポート作成のためのスケーラブルなシステムが組み込まれており、数百の広告主や出版社がリアルタイムで取引できるようになっています。

課題

デジタルメディアは、グローバル広告成長のための最重要の牽引役です。デジタルメディアの主要なコンポーネントであるオンラインビデオ広告は、高速ブロードバンドが普及したことと、費用対効果に優れていることから、大幅な成長を遂げています。LKQD Technologiesのサービスとしてのインフラストラクチャ(IaaS)テクノロジーは、超低遅延の広告配信とプログラマティックバイイング(買付)とセリング(販売)を広告主と出版社に提供し、この分野の広告の成長を可能にしています。同社はトップランクの動画広告市場を通じて、デスクトップ、モバイル、コネクテッドTVに毎日数百万のインプレッションを配信しており、買い手と売り手の大量の取引を非常に高速(通常はミリ秒以内の遅延)で実行できるようにしています。

優れたアプリケーションパフォーマンスを実現しながらも、コストを削減し、マルチクラウド環境全体におけるポータビリティを実現するため、LKQD Technologiesは、Kubernetesを使用してコンテナーをデプロイし、インフラの刷新に着手しました。約1,000台のサーバーと数千のコンテナーがKubernetesで実行されています。各サーバーのIPアドレスは直接インターネットに接続しています。LKQD Technologiesの課題は、このような大規模環境で、ロードバランシングとWebサービスのデプロイメントの複雑さと運用のオーバーヘッドを削減することでした。同社は、Kubernetesにシームレスに統合でき、カスタマイズも可能なロードバランサーを必要としていました。たとえば、LKQD Technologiesは、特定のドメインをブロックしたり、1秒あたりの要求数を制限するレート制限を適用したりなど、独自のパフォーマンスとセキュリティ要件を満たす必要がありました。

ソリューション

LKQD Technologiesは、すべてのNGINX PlusインスタンスにNGINX Ingress Controller for Kubernetesを使用しました。この機能は、Kubernetesアプリケーションにエンタープライズグレードのデリバリーサービスを提供し、アプリケーションとエンドユーザー間、およびアプリケーションとアップストリームリソース間の通信を強化します。 NGINX Ingress Controller for Kubernetesは、ロードバランシング、SSLターミネーション、URI書き換え、そして他の主要なアプリケーションデリバリー機能をサポートしています。

LKQD Technologiesは1,000個のNGINX Plusインスタンスを使用し、バックエンドのWebサービスへのWebトラフィックをロードバランシングします。同社は、アクセスを制限するドメインとレート制限のニーズに合わせて、NGINX Ingress Controller for Kubernetesを簡単に変更できました。これはKubernetes内でシームレスに管理され、迅速に変更が反映されています。LKQD Technologiesは、動的な再構成機能により、NGINX Plusをリロードすることなくスケールアウトでき、時間とコストを節約できました。アクティブヘルスチェックにより、異常のあるサーバーからトラフィックを自動的にルーティングできるため、障害が発生したサーバーやメンテナンスのためにダウンしているサーバーのエラーページがエンドユーザーに表示されることはありません。

NGINX Plusでは、受賞歴のある質の高いサポートを利用でき、ロードバランシングとアプリケーションデリバリーの専門家が、お客様と協力しながら技術的な問題を解決します。

NGINXのサポートは非常にクオリティが高く、数分で応答し、非常に熟練した技術サポートを提供してくれます。特に、Kubernetes Ingressコントローラーのサポートは最高です。 Kubernetesとの優れた統合を可能にするだけでなく、高度なカスタマイズを可能にし、顧客が求めるさまざまなユースケースに対応してくれます
– LKQD Technologies、エンジニアリング担当副社長、アンドリュー・ヴァン・ダイク氏

成果

シンプルで迅速なデプロイメント

NGINX Ingress Controller for Kubernetesは、Kubernetesに最適に統合されます。関連するすべての環境設定は、Kubernetesから自動的に継承されます。 Ingressコントローラーをセットアップするための追加の手順は不要であるため、時間を節約し、展開プロセスを簡素化できます。

運用オーバーヘッドの削減

NGINX Plusを使用すると、従来の他のロードバランサーに比べて、レート制限などのカスタマイズ機能をとても簡単に利用できます。ヴァン・ダイク氏は、「NGINXを使用すると、レート制限機能の構成に要する時間が50%以上速くなる」と述べています。

動的な再構成は、LKQD Technologiesのエンジニアリングチームとエンドユーザーの両方にメリットがあります。エンジニアリングチームは、ロードバランサーのシャットダウンや再起動などの単調なタスクに時間を費やす必要がなく、エンドユーザーは構成が変更された場合でも、ダウンタイムの影響を受けなくなります。

また、アクティブヘルスチェックの機能により、お客様がダウンタイムの影響を受けることがなくなりました。この機能は、広告配信やプログラマティックオークションアプリケーションにとって非常に重要な、超低遅延のSLAを維持する上で非常に役立つ機能です。

柔軟性の向上

ハードウェアのロードバランサーを追加して拡張性を高める場合は、すぐに費用が膨れ上がる恐れがありますが、NGINX Ingress Controller for Kubernetesの導入で、非常に費用対効果に優れ、かつ容易に拡張することができるようになりました。NGINX Plusのロードバランサーモジュールは、非常にシンプルかつ迅速にアップグレードができるため、エンジニアリングチームが容易にA/Bテストを実行し、最終的にアプリケーションをより迅速にデプロイすることが可能になっています。

LKQD Technologiesは、NGINX PlusとIngressコントローラーのサポートにより、1,000台のロードバランサーで構成される複雑な環境におけるデプロイと管理にかかる費用、時間、労力を節約することに成功しています。お客様の高いアプリケーションパフォーマンス要件を満たすために効率的にスケールアウトする場合でも、これらの費用削減効果をもたらすことができま

LKQD Technologiesについて

LKQD Technologiesは、ビデオ広告を向上するテクノロジーを構築しています。同社のオープンなインフラ基盤は、デジタルビデオのバイヤーとセラー双方にとってビジネスを生み出しともに成長できる、柔軟でスケーラブルなエンドツーエンドのテクノロジースタックを支えています。 LKQD Technologiesのサービスとしてのインフラ(IaaS)テクノロジーは、広告配信、データ管理、高度なレポート作成に至る一元的な管理から、インベントリと需要の拡張性の高い管理に至るまで、統合型のソリューションスイートを提供します。何百社もの企業がLKQD Technologiesのテクノロジーを活用し、ソリューションをカスタマイズしながら、ビデオ広告ビジネス全体を強化し、モバイル、デスクトップ、およびコネクテッドTV全体にわたる広範囲な展開を実現しています。